咽元過ぎれば熱さを忘れる

※念のため、今食事をしている方はこの文章を読まないで下さい。

年に2~3回、腹痛でトイレに駆け込むことがある。

食べ物の好き嫌いはなく、
体は丈夫、お腹も敏感ではないので
普段、あまり体調を崩すことはない。

そんな私が腹痛でトイレに駆け込むのは
どんな時か?
思い起こせば、
すきっ腹にビールを飲んだ時、
風邪気味で仕事で疲れた帰宅途中など。
そして、昨日、
何となく朝から何を食べても美味しくないなーーー
と思いながら、それを解消したくて
色々なものを食べていた。
カレーライスを食べてもピンとこない、
大好物の大福を食べても美味しくない、
コーヒーを飲んでも何かいつもと違う、
そうしているうちに気分が悪くなって
トイレに駆け込んだ。

下からくだってくれれば
ラクになれるのだが、
苦しいだけでくだらない。

ムカムカしてきて、
上からあがってくる気配を感じる。

どちらでもいいから早くラクになりたいのに
どちらもできず、
あぶら汗が出て、
心なしか手足が痺れた感じがしばらく続いた。

その間はありとあらゆる反省の念が押し寄せた。

何を食べてもピンとこなかったのは、
体調が悪かったからだ・・・。
最近、気温が下がり
夏の疲れが出たのだろう・・・。
そういえばだるかった・・・。
お腹も酷使しないで休ませるべきだったのに
その反対をしてしまった・・・。

そんな反省をした後も
苦しさは増し、
私の反省も飛躍する。

普段、自分の生活に不満だらけだったが、
健康でいられるだけでありがたいのだ・・・。

家族にも優しくしてあげていなかった・・・。
元気になったら優しくしよう。

健康で生きていられるだけで素晴らしい・・・。
贅沢は言わないで慎ましやかに生きよう。

これまでの出来事が走馬灯のように浮かんでは消える。

死ぬ間際、その人の人生の出来事が
走馬灯のように浮かぶというが
こんな感じなのだろうか。

悶え苦しみながらトイレで座ること30分ぐらい
だろうかーーー
問題は解消され、
水を流しトイレを後にすることができた。

気分爽快になった途端、
咽元過ぎれば熱さを忘れるというか、
お腹が下り反省を忘れるというべきか
反省したことが遠くへ遠くへ行ってしまった。


今夜はワインが飲みたい気分だな。

我ながら現金な奴だ・・・。

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